年中Sex

ヒトが通年で性交するようになったのは「農耕社会」になってかららしい。

つまり、それ以前は、Seasonalに繁殖期があって、特定の時期に子供が生まれていた、という事になる。
子供を育てるためには、それなりに栄養補給が必要になるので、ちゃんと食料がある時期に子供を生んだりする事になったのだろうか。

仮に、その時に「星座占い」が有ったとすると、ほとんどのヒトが同じ星座に属していたのであろうか?
誕生日会とか、大変である。
(そもそも、暦という概念が無いと、そのようなモノはないわけであるが・・・)

話を戻すが、どうして、このような話を書いているかと言うと、昨日は周辺で多くの人が誕生日だった、という事を聞いて、改めて認識したからである。
昔のヒトの遺伝子が何か影響して、そういうSeasonalな結果として現れているのではないかと。

現代の状況を逆説的に言うと、通年において性交できる環境になったという事は、それだけヒトは「自然」の影響を受けにくくなったという事で、それは「ヒトの発展/進化」とか「文化の形成」と等価と考えれる。

そう、「ヒトの進化」は「自然のヒトへの影響を小さくする変化」であり、ヒトはそういう生き物なのである。
ヒトという存在である以上、自然との関係というのは、永遠の課題なのであろう。

「ヒトとして生きる」べきか、「自然の中で調和して生きる」べきか。
まだ、自分としての答えは出ていない。